Interview事例・インタビュー

昨年度の雇用創出・安定化支援事業に応募し 念願叶い憧れの業界に就職。日々多忙な生活を送っている。

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インタビュー

Sさん(20代)

広告業(営業職)

なぜ雇用創出・安定化支援事業を活用しようと思ったのでしょうか?

前職を退職してから、次の仕事を探すにあたり一番意識したことは、憧れの職業に就き、その中で正社員として働くことでした。やはり、自分の夢である仕事に従事しないと頑張ることはできないと思っていましたし、そこは妥協しないと心に言い聞かせて、転職活動に臨みました。

転職をするにあたり、私が選んだのは東京都が窓口となっている雇用創出・安定化支援事業の制度の活用です。

こちらの制度は、1人あたり最大3回まで労働者派遣によるトライアル就労が可能であるということ、1回のトライアル就労期間が最大2か月間もあるという条件のもとで、仕事を探すことができる制度となります。

実際、募集をかけている会社の中で、希望するところに派遣をしてもらうことができるだけでなく、その中でリアルに仕事について肌で感じることができ、働く人たちとダイレクトに接しながら人間関係や社風も知ることができる制度なので、入ってから後悔したくない私にはぴったりの制度でした。

本事業を活用して良かったと思うのはどのようなところでしょうか?

この制度を最初に知ったときは、重労働や残業の多い職種しかなく、自分の希望する職業はほとんどないであろうと期待をしていませんでした。

しかし、調べていくとそのようなことは全くなく、むしろ幅広い職業で募集をかけていましたし、普段であれば書類選考の時点で落とされてしまうような未経験業種でも受け入れ先としてあるので、希望業界を目指す機会が得られたのは本当にありがたいことだったと思っています。

実際、私は当初から希望していた念願の広告会社での募集を見つけることができたため、これに応募をし、トライアル就労にチャレンジすることができました。

トライアル就労期間中はリアルな実務を経験し、改めて自分がやりたかった仕事であると確認。さらに、社内の雰囲気も事前に知ることができ、周りの先輩方も優しい方々だったこともあって、入社試験を受けることに迷いはありませんでした。

また、この間も定期的に担当アドバイザーが相談に乗ってくれたこともあって、安心して仕事に集中して取り組むことができたことが内定に繋がったと思っています。

今後のご自身のキャリアについてどのようにお考えでしょうか?

転職活動は、応募して、面接に行って、結果を待っての繰り返し。内定を取らないと、この間、精神的にも非常に辛い時間が続きます。

「未経験歓迎!」と書かれていた興味の湧く募集も、応募してみれば当然のように書類選考は通らず、私自身、淡い願望かと半ば諦める日々が続いていました。

そのような中、この雇用創出・安定化支援事業に出会い、この事業のおかげで、今憧れの業界に入り、楽しく働くことができています。自分がやりたかった仕事をし、しかも、正社員として働いている…夢にまで思っていた理想像を実現することができ、日々働くことに幸せを感じています。すべてが新しいことなので大変に思うこともありますがひとつひとつを確実に身に付け、より一層スキルを磨いていけたらと考えています。

就職や転職を考えている人へのメッセージ

インタビュー

今、世の中には数多くの転職サイトがありますが、雇用創出・安定化支援事業の制度にはそこに出ていない求人もたくさんありますし、トライアルにチャレンジすることによって気になる業界を体感することができますので、悩んでいる方はまず実際に体験して欲しいと思っています。